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大叔父たちの戦争

世の中はお盆休み突入ですね。
カレンダーの関係でもう終わる方もいればこれからはいる方もいらっしゃるでしょうが、
昨日墓地へ行った私はこの前半連休で皆さんが墓参へ訪れているように思いました。

どのお墓も綺麗に花で飾られ、
あちこちからお線香の煙、にぎやかな声。

1人で来てテキパキとお掃除している若者。
「えらいね」と言うと主人は
「バイトかもな」って^_^;

このお盆の時期は
日本では広島と長崎で原爆が落とされ
数日後に戦争が終わった日を含みます。

先日こちらの新聞の小さな特集で
進駐軍がいた頃の札幌周辺が書かれていました。

その当時の事が書かれるなんてあまりなかったことで
父を思い出した私は、どんな様子だったのか?と読んでいました。

札幌周辺でも色々な建物やホテル、個人の家が
アメリカ軍に接収され
返されたときには、調度品も奪われボロボロ。

戦争に負けるということはこういう踏みにじられ方をする事だったんだ。と
初めて知ったような気持ちでした。

父はあまり料理をしない人でしたが
1つだけ「ケチャップを使って胡椒を聞かせたスープ」を何度か作ってくれて
私はそれが好きだったのです。

母にどうして父はあれが作れるのか?と聞いたところ。

「小さなときにアメリカの兵隊さんのおうちのお手伝いに行ってたからだって」と。

そんな話を聞いたことがあって、なんだか羨ましく思ったのです
どうしてか?というと、当時アメリカのホームドラマがテレビでやっていて
それがとても憧れるような家に住んでいたからなのですが。

その前の時代、父が子供だった時代のことなどわからないわけです。

進駐軍なんて言葉は知らなかったし、
小さな私にとって戦争と言うのは大昔の無知な時代の人が起こしたもの。と言う感覚でした。

それが私が生まれるたった14年前のことだなど気が付いたのはつい最近のことです。
それくらい、私にとっては「戦争」はリアルではありませんでした。


ただ、その新聞を読んでいて思い出したのが
事あれば本家である我が家で宴会をしていた「大叔父」たちの話でした。

祖父の弟たちである「大叔父3人」はみな戦争へ行きました。
今ふと思い出しましたが祖父も多分行ったのだと思います。
*私が生まれる2年前に祖父は死んでいるので会ったことが無いのです。

飲めば飲むほど大声になって笑い、そして最後には泣き。
大叔父たちの奥さん3人が「ほとほと困った」という感じになるのがいつもの事でした。

1番目大叔父が、あまりにも皆親切で居心地が良くて帰りたくなかったという
インドネシアのロンボク島の話 
この叔父は通信兵?だったようで、戦闘自体に参加はしてなかったようなのです。

2番目の叔父が語るけがをして動けなくなった兵隊やお腹が空いてそこいらの草を食べた話

3番目大叔父が中国のある村へ部隊で入った時に、ある真っ暗な家に入ったら
木野狂った女性がいて腰が抜けた話

何度も何度も小さな私は聞いていたのでした。

特に2番目叔父の中国の話は、大人になって思い出すほど
その女性のがどんな思いだったのか、を考えてしまい忘れられない話でした。


この新聞の話の中、

敗戦国になって屈辱的な思いをした、当時の人々の気持ちがわかるとともに
逆に周囲の国にそう言う思いを与え続けてきた日本と言う国の軍隊のことも
私は考えていました。

その記事を読んでいる68年後の私ですら、何とも言えない嫌な思いをしました。

でも、それは戦後の接収の話であって、
戦時中の地上戦の話ではありません。

中国の大陸で大叔父たちが、日本人がしたことはそれ以上だっただろう。
と、そう思うのです。

私は右でも左でもありませんし(そもそも右と左の意味もよくわかっていません)

人の心として「踏みにじられた」「踏みにじんだ」と言う思いは
ずっと消せないものなのだろうと。

今一度どちらも加害者でありどちらも被害者であることを知った方がいいのでは?と思って
この記事を書いています。

だから戦争をしてはいけない。と言う話ではありません。

そもそも戦争を始めるのは私たちではありません。

現代は特に「戦争はさせられるもの」です。



「将棋のコマのように将棋盤の上で自由に動かせると思ったら大間違い」だと

「そんなにそんなにバカじゃないんだけど、それ知ってる?」と

言っておかなくてはいけないのだと思います。



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