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やっぱりこれだけは言いたい

先日「きたくりん」というお米を初めて買いました。
重厚な旨さがあってとても美味しいお米でした。

それを使って焼きおにぎりを作ったのですが
それを食べた友人に
お米が「きたくりん」だということを言うと、

今はたくさん北海道のお米できているよね
これも温暖化で北海道の気温が上がったからだよね。
だからどんどん味も良くなっていってるっしょ。
魚だって今まで採れていたのが採れなくなって
南の魚が採れてるもんね。

と言いました。

魚のくだりは私もそうだと思いますが、

米のくだりは、大声で「違う!」と言いたいです。

昔、北海道に屯田兵として開拓に入ってきた人たちは
米の作付を禁止されました。
育たないのがわかっていたからです。

ならば寒い所の作物をと皆が思って開拓にはいるわけです。

ところがです。
米が無いと何もできないことがわかりました。

どうしてかというと、ロープもムシロも、生活に使うほとんどのものが
稲わらからできてたからです。

また、さらに重要だったのは
畑にすき込む肥料
労働を担う馬の飼料としての稲わらです。

米と言うのは食べてお腹を満たすだけのものではなかったのです。

そして禁止されている米を
どうしようもなくて隠れて作付します。

もちろん育ちません。

極寒の地で他の作物もうまくいかず、
飢えて、凍えて死んでいく人が後を絶ちませんでした。

なんとかして米を育てたい。

北海道のお米の品種改良の起源はそこです。

そして、念願が叶ってお米が採れるようになりました。

でも、有名なお米の産地に比べたら半分以下の金額と半分以下の味でした。

バサバサして美味しくないと言われ続け
全国のお米の旨みに追いついたのが多分10年ほど前ではないでしょうか。

そこからまた飛躍的に北海道のお米は味も価格も良くなってきています。

温暖化で何か影響もあるでしょうけれど
寒冷地で美味しく育つように品種は改良されてきました。

札幌からちょっと内陸へ走ったら水田が広がります。
綺麗な丘陵が続いて、パッチワークのように畑が広がります。

それを見るたびに美しさに感嘆し
必ず心馳せる思いがあります

わずか200年前は巨木が支配し、
谷地と雑木が広大に広がり、
山と谷ばかりの土地だった北海道。

巨大な切株を痩せた人と馬が一つ一つ抜いていたった姿が見えるように思えるんです。

JRで走ると思うことがあります。
それぞれん土壌的な問題があるのかもしれませんが
休耕地の多さです。

世界の食物事情も、気候の温暖化で色々な変化をしていることでしょう。

けれども、日本の農業を守ることでしか
日本の農地を守ることができません。

北海道のお米が今こうして美味しいのは
沢山の人が「美味しいって言ってもらいたい」と思って
諦めずに作りつづけたからだと思います。




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