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「〇海道」

3年前、三重の関宿で小さなお店の軒先のベンチに座った時。
向かい側の郵便局の「のぼり」に目が行きました。

何かの看板に上が隠れそこには「〇海道の名産品を・・・」などと書かれていました。
私は頭の片隅で^_^;「なぜここで北海道の土産?」と思ったのですが。

立ち上がってみれば「東海道」とあり、
「あら!そうだ、私がいるのは東海道の関宿だもんね^_^;」と思いました。

東海地方の方は迷うことなく東海道と思う事でしょう^^
人は見慣れた文字は見慣れたように思いこむんですね。

私は40過ぎた大学生の時に、初めて「松浦武四郎」ってすごい、と思った、武四郎ファンです。

武四郎は地元三重より北海道で有名と言われますが、
それは北海道でも広く知れ渡ったという事ではなく
武四郎研究家は沢山いるけど、教科書で知った人か、知らない人、も多いのです。
研究家の多さで北海道に彼のファンが多いということです。

彼が記した絵にはたくさんのたのしげなアイヌの人たちの姿がありました。
未開の地の道案内人としてではなく、
そこには、アイヌの人たちへの称賛がたくさん残されていましたし、
その交流がどんなに信頼と愛情で満ちたものか、その絵からハッキリと分るほどでした。

その当時の日本人でその様な人がいたことを、私は安堵しました。
彼らにとって和人は酷い人間だけではなかったことを知ってはいましたが、
実際にそのような交流があって良かったと思ったのです。

それと同時に、武四郎の晩年を思いました。
救ってあげられなかったアイヌの人たちに対して彼はいつも悲しかったのではないだろうか。
そう考えるからです。

先日、司馬遼太郎の特集を録画で見て、ブログに書いたのですが
http://mayoone.blog96.fc2.com/blog-entry-1157.html
日本人の類いまれな特質について
「公の心」と「名こそ惜しけれ」を持った日本人が変質してきたのは
日露戦争のあとからではないか、という言及を知り

でもな。と思ったことも書きたくなりました。

アイヌの人たちを奴隷のように扱ったのは、それよりも4~50年前に北海道へ渡ってきた人たちです。
開拓使が置かれたのもその戦争の20年前です。
司馬の言う類いまれな精神を持った日本人であれば、このようなことは起きたか?
そう思いました。

その人たちにとって蝦夷地は日本ではないし、
アイヌの人たちはどこをとっても異文化と異相をもった人たちであったから
「公の心」と「名こそ惜しけれ」は発動しなかったのだな。
そう思うよりないのかもしれません。

または、すでに商人の独壇場であって、
役人や開拓使という武士階級の成れの果ての人たちは
恥を持たないただの飾り物に成り下がったか。

松浦武四郎は、やることはやりました。
アイヌの人たちを知ってもらおうとがんばりました。
でも、そこまでだったんです。

もうアイヌの人たちに合わせる顔が無い。そう思ったかもしれません。
彼は晩年もあとこちを周遊し、登山道の整備などの活躍をしますが、
北海道には近づきませんでした。
そして亡くなります。
言い訳もせず。

彼はどうしたらよかったのでしょうか?
私はそのことをよく考えます。

6年くらい前に松阪の武四郎記念館と彼の生家を見てきました。
彼は東京で亡くなったので、この家に住んだのは200年ほど前のせいぜい16年くらいです。

旅が好きで、家出を繰り返した少年は、
それを全うし、
死後の分骨を希望したのも奈良の大台ケ原でした。

北海道じゃないのね。
いや、それはもう辛くて行きたくなかっただろう。
そんなことをつらつら考えながら、

北海道開拓使を批判して役職を降りて、

彼はそれでよかったのでしょう。
「好き」を全うし、生きて、終わって
それが彼の人生だったんだろうって。
そんな風に思うのです。

昨年見た歴史秘話ヒストリアですが、今朝youtubeで見つけてしまい。
この記事を書きました。
youtubeは消されてしまうかもしれませんが貼っておきます。


こちらは11分のもの、武四郎がアイヌの人たちの為にしたことは、
その後世に文字を持たなかったアイヌ文化を助けることになりました。
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