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シフト1~神様はいるの?

子どもの頃の不思議もそうたいしたことではなかったので、
大人になってからの話もそんな感じだと思ってください(笑)

でも続きを書いてみようと改めて色々思い出してみると、
それらすべてが私にとって「シフトチェンジ」だったんだなって思いました。

それまでの私と
それからの私は
同じ層にいない。

そこまでの私もどこかの層で存在し
今の私も今ここの層にいて、
また色々なタイミングで移動をしています。

これは私だけがしているのではなく、
皆さんがされていることだと思っています。

さて、この話は何度かしているので聞いたことがある方もいるかもしれません。

私がまだ派遣でデパートにいた時の事です。
18年くらい前でしょうか、
精神世界の本を読み漁り始めていたころです。

職場ではとてもよくしていただき、
ギャラも良くわがままも聞いていただけ
なんの不満もない状態だったのですが、
私の心はその仕事に対して疲弊していました。

以前は好きだった仕事が色を失って、
意欲が戻らなくなってしまっていて、
玄関で靴を履いても立ち上がるのが嫌。
そんな日が続いていました。

そんな私を唯一助けたのが
通勤時に読める「本」と、
そこから広がる思考を楽しむことでした。

その朝私は「神との対話3」を持って出ました。

何故仕事に行くのが嫌なのかうすうす気が付いていたので
それらを振り切るために誰かの言葉が必要だったのです。

本を読んで少しは楽になったつもりでしたが

地下鉄が大通駅に着き、電車から吐き出され
通勤の人の流れについていこうにも、やっぱり足も心も重たいのです。

やっぱりつらいなぁ。そうつぶやいて

神様がいるなら今すぐその姿を見せて、

そう願いました。

地上へ上がる階段は狭く、通用門に向かうため知り合いであふれ
挨拶をしているうちにその願いもどこかへ行ってしまったのですが、
階段を登り切って大きな通りを左に曲がり、
次を又、左に曲がる角で私はそれに気が付きました。

人の流れを川に例えたら、その瀬を分ける岩のように、大きな、動かない人がいたのです。

それは、たまに見かける浮浪者でした。
浮浪者にしてはまだ若く、背も大きい、ぼうぼうのひげ面です。

見ているとひとの流れに対して直角に、東を向いて
両手を高く上げると、ビルとビルの間にようやく出ている太陽に掌をかざしていました。

春になりかけくらいの頃だったのだと思います。
吐く息が白く空に向かい、まぶしそうに目を細めていました。

何しているんだろう?と思ったら、

太陽にかざした掌を胸におろし、手を合わせて祈っているのです。
それが2,3度続きました。

ああ、あれは太陽の温かさに感謝しているのだわ。
きっと夜通し寒かったので太陽の暖かさを待ち焦がれていたんでしょうね。
そう思いました。

ボロボロの服を着てぼうぼうの髪とヒゲ、
大きな体を少し前に傾げたところに太陽の光が差し、
そこだけキラキラと輝いていました。

やだ、まるでイエスキリスト。

え?!

そう思ったところで私はさっきの自分の願いを思い出したのでした。

思わず私も立ち止まり、人の流れをせき止めてしまいました。
私の時間は一瞬止まり、涙がこみあげてきて動けませんでした。

これらはホンの1分くらいの事でした。

ちなみに彼をその場所で見たのはその時かぎりです。

だってどう考えても大通公園の方が太陽は当たります。
その場所で太陽の暖かさを得る必要は彼には無かったと思います。

象徴的なその姿はずっと今も私の中にあります。

この話には後日談があって、
その後私は仕事をやめ、大学へ行き、
その浮浪者を見かけることはなかったのですが、

いつか彼にあったなら、煙草を一箱あげたい。
そう思っていました。
当時はそこらにあった灰皿を漁る姿を見たことがあったからです。

それは10年後(多分)に訪れました。
春の暖かな日でした。
私は大通り公園の8丁目くらいのベンチでたばこを吸っていたのですが、
そこに彼が現れたのでした。

私は開けていない煙草を一箱持っている事に気が付き、
胸が高鳴りました。

かれは前方10メーターくらい向こうにいて、落ちている煙草?がないか地面をさがしながら
こちらのベンチへ近づいてきました。
そして少し向こうの灰皿を覗き込んでいます。

胸がドキドキして声がでません。

こちらの灰皿に近づこうとして、
ふと思い出したように私を振り向きこういいました。

おねえさん煙草一本くれないかな?

もちろんです!もちろんですとも!!
わたしは出ない声で叫び。

バックの中ですでにつかんでいた煙草を一箱差し出しました。

これをどうぞ。

そうしたら彼はちょっと驚いた顔をして、

いや、一本でいいんだ。
そういました。

え?でも、これを、

いや、一本でいい。

私は心からがっかりしました。
ずっとずっと、一箱あげたいって決めていたから。

せめて2本、とそれを差し出すと。
ありがとうと言って彼は去って行き。

あ~あ、と、後姿を見つめていたら
なんだか「!!」とでもいうように彼は立ち止り
きびすを返して戻ってきて、
やっぱり一箱貰っていいか?と聞いてくれました。

もちろん!もちろんですとも!!
また声に出ない声で叫び、

私は願いを叶えることができました。

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Comment

No title
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素敵!!!お会いになったなんて。想いは実現するんですね
私は夢の中で光の手に包まれて、得も言われぬ幸福感に包まれた経験があります。もう5年くらい前なんですが。その時の一体感は忘れられないです。光の手は私をガイドしてくれていて、そしてマンダラとの出会いもありました。
まよさんの御経験はもっともっと現実的ですね。私も神様に会いたいな
2016年03月30日(Wed) 16:51
No title
編集
マッキーさん、(誰かしら?)ありがとう。

常に常に自分の中にあることを体験するのだと思いますよ^^。

会っているのです。
一緒なんです。
2016年04月01日(Fri) 10:27












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