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この世で一番美しいもの

札幌に住んでいるというとよく
どこのラーメンが一番おいしい??って聞かれるのですが(笑)
これって好みがあるから難しい質問です。

私がよく答えるのは
「氷点下の気温で30分位歩いてから食べると
どこのラーメンでも死ぬほど美味しいよん♪」って事。

いやいや、本当ですよ^^これ☆♫°*”

同じものでもまったく感動は違います。
冷えたからこそ、染み渡るのです^^。


今日はそんなお話です。


私が今までの人生の中で見た一番美しいものは、
実は2つあって(まぁまぁ細かいことは抜きで・笑)


そのどちらも「見た」というより
「見せてただいた」「授けてもらった」ものだと今でも思っています。


あの光景がずっとずっと私を支えて来た。そう思えます。


当時私は 昼・夜二つの仕事を掛け持ちしていました。
家庭内でも色々なことがあって
自分の周りの環境を嘆いてはなぜ?!と怒り。
誰も私を守ってくれないと、怒り。
一人で空回りしては周囲に怒り。
今思い出してもひりひりするほどに体も心も痛んでいました。

そんな日の夜中
階下に住んでいる父が私を呼びました。

飲んで帰ってきてた父はどこかで転んだらしく
足が痛くて、吐き気もする、立てない。と唸っていました。

私は疲れた体でようやく寝付いたところでした。

父の状態は尋常ではなくきっと骨が折れてる。そう思いました。
当番病院を調べ、父に毛布をかぶせ、車に乗せ

手も出せずオロオロしているダンナと弟に
罵声を浴びせ、一人夜中の国道を走りました。

酔っぱらって転んだ父にも腹が立つわ
役に立たない2人にも腹が立つわ。
悔しいわ、悲しいわ、明日は仕事だわ。で、
もう、大声で泣きたかったのですが
それもできず、父を病院へ運びこみました。

父は耳が遠く、そのことを医者には言いましたが
当番の医者はロクに声もかけずに
ぞんざいに父の足を伸ばしたので
父は悲鳴を上げました。

そこで医者はこういいました。

「この位でこれだけ大声を上げるなんて、もう長くないねこの人」って。


それでなくてもなんだか人生すべてが悲しいという状態だった私は
怒りに言葉も失い、顔を硬直させました。

夜中の白々とした蛍光灯の灯りも
カチャカチャと言う器具の音も
これ以上父に痛い思いをさせないでほしいというのも
明日(というかすでに当日)は早番だということも
いろんな思いや感情が全て

何か私とは別のところにあるように感じていました。

心も体も空っぽになって

処置が終わりお金を払うまで
私は誰もいない広いロビーにぼんやりと座っていました。

その時です、

ロビー全体がページをめくったかのように
一気にオレンジ色に染まりました。

ビックリして振り向くと。
この世のものとは思えないほどの朝焼けが私の目の前に広がっていました。

それまで気が付かなかったのですが
ロビー全体が東向きの窓に面していたのです。

今思い出してみると、あの時
キラキラと光の波長が私を包み込んだように思えます。

とにかく言葉では言えないほどの太陽が
私の真正面で微笑みすっぽりと私を包んでくれたのです。

そして「大丈夫だよ」とか「よくやってるね」とか
「いつもみているんだよ」というような、
言葉ではないメッセージが心に沁み込んできました。

それまでの自分の悲しさや苦しさ、悔しさやが
全てその光に溶けてしまいました。

オレンジ色だった太陽はキラキラ揺れながら
金色を帯びてゆき。
待合室は金色に満ちて、あふれて、広がり

呆然としたままの私は温まって何かから解放されました。


あれは。神さまか創造主が私にくれたご褒美だと思います。


もう22年前の事です^^。


その経験がおおきな「起点」であったと
振り向くといつも思うのです^^。


あの時は本当につらかった。
だけど辛かったからこそ、良かった。って。

ね?ラーメンの話に似てるでしょ?(笑)


もう一つの話はまたいつか・・・^^
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