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実録: 人間諦めも肝心

バリ島話も閑話休題。


誕生日が来たわけでも無いんだけれど・・
私は昨日なんだか大人になった気がした。

昨日は恵庭でお茶会だった。

朝からずっと雪が降っていたため、車で行くつもりだったのをやめ、
福住から急行バスを選んだ。


だんなは今日は止めといたら?なんて気軽に言うから
「このくらいの雪で・・・」とむっとした私。


まず、持っていたバスの時刻表が古くて
慌てていった割には40分も待つことになり。
約束の13時には間に合わない。

雪はまだまだ降っている。
車にしなくて良かったとおもいながら、まだ楽観視していた私。



久しぶりのお茶会は楽しくて
帰りのバス時間もうっかりと調べていなかった私。


なんかやばいかもしれない。
友人宅の雪のつもり方が尋常じゃない。
と思ったのが4時頃<もっと早く気がつけ私。



電話で問い合わせたら、12分のバスには間に合わないこと決定
その後54分に乗ることにして、お友達は車の雪を下ろし
私をバス停まで乗せていってくれたんだけれど。

その時もすでにもう真っ白な世界。
歩く人もいない恵庭では「道路が無くなりかけていた」


だから「バスは遅れているだろう」とは思った。


でも・・・・・。


道路はすでに「ホワイトアウト」
次の信号は見えないくらいに吹雪いている。それも地吹雪・・・
もしバスを見逃したら一巻の終わりだ。

バス停近くのセブンイレブンでおろして貰った私は
少しの時間を見計らって、外に出たけれど
バス停まで10メーター、すでに歩道は無かった。

自力で「ラッセル」(深い雪を自分の足でこいで進むってやつ)
雪はもう30センチ以上積もり。
もちろんバス停も深い雪の中。
周囲を自力で踏み固める。


私はバス停に立ちつくした。
小さな時刻表だけが私の風よけだった。
オマケに私は根っからの道産子で
「雪だから傘」という考えを持たない。だから当然傘もない。
もうもうと吹き付ける地吹雪の中で顔を上げることもできなかった。


もっとオマケに
帽子もかぶらず、髪はひっつめているので耳は丸出しだった。


だから耳が痛くて手で覆うんだけれど
今度は手が痛い。


思い出したように「痛くない呪文」をかけ、どうにか痛さは回避できた。


バス停の先の信号が変わるたびに、目の前に車が停まり。
「どうしたのこの人?可哀想に・・」というような見てはならないモノを見た視線がつきささる。


普段だってこのバス停からバス乗る人見たこと無いもん。
恵庭の人はバス乗らないからね。ほとんど。


15分経った。

泣き声でバス会社に電話する。

この天候でここに立っている私の窮状を理解して貰いたい。
バスは一体くるのか?
まさか運休なんてことになっていたら・・・。

「申し訳有りません、高速がストップしてそれでなくても渋滞なのに
一層遅れています。現在の所20分遅れです。」


「わかりました待ってみます」


ここまで15分だって死ぬかと思うような地吹雪に晒されているんだ<けっして大げさではない。
自分で触ってみて分かるんだけれど・・・
頭は雪で白いドレッドヘア状態だ。


私はもうひたすら
「バスに乗り込んで、ほっとした自分」をイメージしていた。
大丈夫バスは来る。


20分遅れだったら、どう見積もってもあと10分以内には来るだろう。



けど・・・15分待っても来なかった。


もう白いお地蔵さんだ。



自分は自分の我慢強さを後悔した。
ヘタに我慢するんじゃなかった。。。。。

さっさと降参してタクシーに乗れば良かった。
きっと1万円までは掛からないだろうに。。。


もうそうしよう。。。
タクシーが来たら乗ろう。

そう思って気が付いた。さっきからタクシーは一台も見かけない。


うぇ~~~~んあせあせ(飛び散る汗)<80%本気で泣いた。


さっきまで真っ白な世界だったのに
陽もすっかり落ちたんだろう。

気が付いたら真っ暗だ。
真っ暗で地吹雪だ。


すぐそこに見えるセブンイレブンまでの道は
さっきより、まだ深い雪で覆われ。
ものすごく遠く思える。


もう、携帯もキチンと持てない。
ガクガクブルブルと全身が笑えるほどに震えてるから。。。

歯をがちがち鳴らし
バス会社に電話する。さっきのおじさんがでた。

「先ほどもお電話したんですが、私この吹雪の中まだ待ってるんです。もう私ここで死んじゃうかもしれません。バスはどうなっていますか?どこまで来ていますか?」

「本当に申し訳有りません。バスは今、上長都なんです」

「上長都ってどこなんですかーーーーーーーっ?!(絶叫)」

「そのバス停まではあと平常でも10分の場所です。この状況だと全く時間が読めません。本当に申し訳有りません。」



シカタナイ・・・
待っているのは私の勝手である。
おじさんは悪くない。。。


じーーっと、バスの来る方向を見つめても
なにも見えない。


寒いとか痛いとかはもう過ぎ去った。
けれど全身のふるえが止まらなくなった頃。


私は切れた。

「うぇ~~~ん、どうしたらいいの~~?私」と
友人宅に泣きの電話を入れ、セブンイレブンに駆け込もうと
バス停から離れたその時。


バスは突然現れた。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁバス来た!」「乗る~~~!!」と

深い雪で転びそうになりながら、手を振り全速力で
バスに向かう私。
(ああ、もう映画の中みたいに自分の姿が見える。)



バスに乗っていた人がビックリした顔で私を見た。


そうよ。白いドレッドヘアのお地蔵さんだもんね。


雪まみれのコートをいったん脱ぎ、雪をほろい。
タオルハンカチで頭から流れる雪の滴をぬぐい。


放心状態。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ほぼ1時間。
あの地吹雪の中に立っていた自分をシンジラレナイ。

そして初めてバス停を離れたときに
やってきたバス。。。


「大丈夫バスに乗れる」と言う私の
奥歯を噛み締めるような思いって、あの地吹雪の中で執着と化したんだな。爆。


だから、それを諦めたときに、バスは現れた。



よく言うよね
「もうダメだって諦めたときに・・・」ってさ。(笑)

あれは本当だ。爆。


こんな真っ暗な吹雪の中を進むバスの頼もしいこと。
運転手さんに抱きついてちゅうしたいくらいだ。

案の定36は輪厚のあたりで渋滞。
外を見ると、吹き溜まりに突っ込んでいるトラック・乗用車
中央分離帯に乗り上げている車。
こりゃ進まんわな。



家についても放心状態は続き。

私はあの1時間を噛み締めた。

なんか、もう恐いモノないし。。。とさえ思った。

達観だ達観。
なんだか世界全てが変わったような気がしたんだ。



旦那が言った。

「だから止めとけって言ったのに、夕方から大荒れだってテレビで
言ってたんだよ。飛行機も怪しいって。。」


は・や・く・そう言え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

【mixiより転記】
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